ブログ記事を装飾することは、読みやすくなるだけではなく、SEO効果を高めることにもなります。
正直にいうと、私は「記事に装飾はせずに、シンプルなデザインで、記事(情報)を書くことが大事」と考えていました。しかしそれは、大きな間違いでした。
なぜなら、記事に装飾を施すことが、読者にとって優しい記事になるだけでなく、SEO効果を高めることにも繋がるからです。
ということで今回は、ブログ記事を装飾すべき理由を紹介していきます。
記事を装飾する意外な目的とSEOの評価項目
おそらく、「なぜ装飾することがSEO効果を高めることにつながるのか?」と気になった方も多いと思います。
ちょっと思い出して欲しいのですが、検索結果で上位表示される記事のほとんどが、装飾されてますよね?
実はこれ、たまたま装飾された記事が検索結果で上位表示されていたのではなく、ある理由があって、装飾を施した記事が上位表示されていたんです。
一手間かけて記事に装飾を施す理由
その理由とは、記事を装飾すると”SEOの評価項目に良い影響を与えるから”です。
記事を装飾するのには、一手間かかるので、ちょっと面倒なんですけど、それを”あえてやっている”のは、装飾して読みやすくするためという目的もあるんですけど、実は、SEO対策にもなるからという隠れた目的もあったわけです。
つまり、SEOに強いWEBサイトは、検索エンジンに評価されるように一手間かけて記事の装飾を行っているのです。

白状すると、この記事の装飾だけでも、結構な時間がかかっています。
SEOの3つの評価項目とは?
実は、GoogleのWEBサイトを評価する評価項目は200以上あると言われているんですけど、特に重要とされている項目を分けると次の3つに分けられます。
3つの評価項目
- コンテンツ評価が高い
- 被リンク評価が高い
- Googleガイドラインに則ったコーディングをしている
検索エンジンはそれぞれの項目に対して総合的に評価して、検索順位を決めています。
つまり、この3つのカテゴリーについて、適切な施策を実施することで、初めて上位表示されるようになります。

記事の装飾を頑張れば上位表示されるというわけではないので、そこは誤解しないでくださいね。
記事を装飾すればSEO効果がある理由
では、装飾することが、どのSEOの評価項目に影響をあたえるのか?というと、コンテンツの評価と被リンク評価が高いことの2項目に、間接的に影響します。
具体的にいうと、SEOの評価項目である離脱率・直帰率・滞在時間に影響します。
離脱率・直帰率・滞在時間とは?
- 離脱率・・・そのページで離脱したユーザーの割合のこと
- 直帰率・・・そのページだけにアクセスされ離脱された割合のこと
- 滞在時間・・・そのページにアクセスした人が滞在した平均時間のこと(平均ページ滞在時間)
これらの数字が悪いと、「検索ニーズを満たせないWEBサイト」と判断され、検索エンジンに低評価されてしまいます。逆に、良い数字であるなら、「良いWEBサイト」と評価され、SEO効果を高めることに繋がります。

この三つはアクセス解析でもよくチェックされる項目なので、聞いたことがあるかもしれないですね。
記事を装飾するとSEO評価項目へ良い影響が出る!?
記事へ装飾することと、離脱率・直帰率・滞在時間がどう関係するのか?
それは、記事を装飾し、人が読みやすい記事にすることで、それにより離脱率や直帰率を下げ、滞在時間を伸ばすことに繋がるので、SEO効果を高めることになるのです。
文字だらけの記事を、最初から最後まで読むのは、かなりパワーが必要です。ですから、読み飛ばされたり、読みにくかったりわかりにくかったら、すぐにサイトを離脱されたりします。
記事を装飾する3つの目的
冒頭で「SEO効果があるから、記事を装飾してる人が多い」ってお伝えしましたが、その”SEO効果”を得るためには、きちんと読んでもらえる記事を作ることが大事で、そのためには、記事を装飾することがポイントになるわけです。
ですから、読みやすい記事にするために装飾し、その結果としてSEO効果が現れるわけです。
じつは装飾には、記事を読みやすくする以外にも、重要な部分を伝える、最後まで読んでもらう、という目的があります。
重要な部分を伝える:記事を装飾する目的
例えば、次の文章を読んでみてください。
例:
新型コロナウイルスの影響で事業活動がストップし、想定外の失業者が増えています。さらに円安が進み生活必需品の値上がりによって消費が低迷し、多くの業種、たくさんの人が苦境に立たされています。ところが、そのような状況下でも着実に収益を上げられる戦略があります。それがコンテンツマーケティング戦略です。
このように、文字だけの文章では、何が重要で、何を伝えたいのか?というのをパッと見で理解してもらうは難しいですよね?
しかもそれがまだまだ続くとしたら、読み続けるのもやめたくなるかもしれません。
ですから、例えば重要な部分を、太字にしたり、色を変えたり、線をひいたりする装飾を施すことで、パッと見でも、重要なことが何かがわかるようにするだけでも、格段に読みやすくなります。
文章を読みやすくする:記事を装飾する目的
文章を読みやすくするためには、太字などの強調だけでは、まだまだ改善の余地があります。
例えば、箇条書きや枠で囲む、表を使って比較するなどの装飾によって、より、内容をわかりやすく伝えることができます。
最後まで読んでもらう:記事を装飾する目的
そもそもなぜ、読みやすい記事にするために装飾するのか?というと、記事を最後まで読んでもらうためです。
最後まで読んでもらうことで、伝えたいことを全て伝えることができますし、それが結果としてSEOに良い影響を与えるからです。
まとめ
次のようなサイトの問題は、記事に装飾をしないから起きることです。
- 記事をきちんと読んでもらえず読み飛ばされる。
- 記事を読み飛ばされ、重要なことを伝えられず離脱される。
- 関連記事へのリンクが見つけてもらえず、サイトから離脱される。
ですから、最後まで読んでもらい、大事なことを伝え、関連するページも見てもらうためには、記事を装飾して読みやすい記事にすることがとても大事なのです。
もちろん、キーワード対策や記事の内容がしっかりしていることが大前提になりますが、装飾を施すことが、SEO対策としてもよい影響をあたえるのであれば、やらない手はないですよね?

記事が読みやすく、内容も良い記事には自然と被リンクが増えていき、それもSEO対策に繋がっていきます。
では、読みやすい記事を作るために、どのような装飾を施せばいいのか?っていうことですが、正直、検索結果の上位サイトを参考にするのがベストです。
ですが、それを調べるのは大変だと思いますので、こちらの記事で、実際に私が採用しようと決めた装飾を10個紹介します。