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URLの正規化とは?SEOへの効果と最適化の方法

URLの正規化は、ウェブサイトのSEO戦略において非常に重要な役割を果たす要素の一つです。

なぜなら、URLの正規化は、検索エンジンがウェブサイトのドメインを正しく理解し、効果的にランク付けできるようにするためのプロセスだからです。

それにもかかわらず、意外とURLの正規化をしていないケースも多いので、今回は、ドメインの正規化について紹介します。

目次

URLの正規化とは?

URLの正規化とは、同じ内容のウェブサイトのURLを、1つのURLに統合することです。

正規化によって、重複したコンテンツや異なるURLで同じコンテンツが表示される問題を回避し、検索エンジンがウェブサイトのドメインを正しく理解できるようになります。

正規化の主な目的は、検索エンジンがウェブサイトのコンテンツを正しくインデックスし、重複コンテンツの影響を最小限に抑えることです。

正規化を行わない場合、同じコンテンツが複数のURLで表示される可能性があり、検索エンジンがどのURLを優先すべきか判断するのが難しくなります。

URLの正規化が必要な理由

URLの正規化が必要な理由は、ウェブサイトのSEOに影響が出るからです。以下に、その理由をいくつか紹介します。

検索エンジンの理解

正規化を行うことで、検索エンジンはウェブサイトのURLを正しく理解できます。重複したコンテンツや異なるURLで同じコンテンツが表示されると、検索エンジンはどのURLを優先すべきか判断できません。

しかし、正規化を行うことで、検索エンジンはウェブサイトのURLを正しく認識するので、ユーザーに正しい情報を提供することができます。

検索エンジンランキングの向上

正規化を行うことで、ウェブサイトの検索エンジンランキングを向上させることができます。

重複したコンテンツや異なるURLで同じコンテンツが表示される場合、検索エンジンはランキングを分散させる傾向にあります。しかし、URLの正規化を行うことで、検索エンジンはウェブサイトの信頼性や品質を高く評価し、より高いランキングを付与することができます。

ユーザーエクスペリエンスの向上

正規化を行うことで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

重複したコンテンツや異なるURLで同じコンテンツが表示されると、ユーザーはどのURLを選択すべきか迷うことがあります。しかし、正規化を行うことで、ユーザーは一貫性のある情報を受け取ることができ、ウェブサイトの信頼性や使いやすさが向上します。

URLの正規化をしていないURLの見つけ方

URL正規化が必要なケースをいくつか紹介します。

URLにwwwがあってもなくてもアクセスできる

例えば、「https://www.edgcal.jp」と「https://edgcal.jp」の両方のURLにアクセスできる場合は、正規化が必要です。

じつは検索エンジンはwwwのあるURLとないURLは別のWEBサイトと認識するため、重複コンテンツ扱いされます。

index.htmlがあってもなくてもアクセスできる

例えば、「https://edgcal.jp/index.html」と「https://edgcal.jp」の両方のURLにアクセスできる場合は、正規化が必要です。

検索エンジンはhtmlのあるURLとないURLは別のWEBサイトと認識するため、重複コンテンツ扱いされます。

httpとhttpsの両方にアクセスできる

例えば、「https://edgcal.jp」と「https://edgcal.jp」の両方のURLにアクセスできる場合は、正規化が必要です。

検索エンジンはhttpとhttpsのURLは別のWEBと認識するため、重複コンテンツ扱いされます。

URLの正規化の方法

URLの正規化を行うためには、以下の方法が効果的です。

301リダイレクトの設定

同じコンテンツが複数のURLで表示される場合、301リダイレクトを設定して正規なURLにリダイレクトすることが重要です。これによって、検索エンジンは正しいURLをインデックスし、重複コンテンツの問題を回避することができます。

301リダイレクトを設定するには、ウェブサーバーの設定や.htaccessファイルを使用します。

具体的な手順や方法は、ウェブサーバーの種類や設定によって異なります。

しかし、一般的な方法は、古いURLのリクエストを新しいURLに転送するようにサーバーの設定を変更することです。

 

参考記述

htaccessファイルに301リダイレクトに必要なコードを記述します。

実際に利用する際には、「http://hogehoge.jp」をあなたのURLに変更してご利用ください。

・wwwありのURLをwwwなしのURLにリダイレクトする設定

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.hogehoge\.jp$
RewriteRule ^(.*)$ http://hogehoge.jp/$1 [R=301,L] 

・index.htmlありのURLをなしのURLにリダイレクトする設定

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://hogehoge.jp/$1 [R=301,L] 

※index.phpありのURLをindex.phpなしのURLにリダイレクトしたい場合は、index.htmlをindex.phpに置き換えてご利用ください

canonicalタグの使用

URLを正規化するのに、canonicalタグを使用する方法もあります。canonicalタグは、重複コンテンツの問題を回避するための有効な方法です。

canonicalタグを使用すると、同じコンテンツが複数のURLで表示される場合に、どのURLが正規のものであるかを指定することができます。

検索エンジンはcanonicalタグを参照し、正しいURLをインデックスします。

htaccessはサイト全体を対象にしていますが、canonicalタグは、WEBサイトの中の特定のコンテンツに対して使うイメージです。

 

参考記述

canonicalタグはHTMLファイルのheadタグ内に専用のコードを記述します。

<link rel="canonical" href="https://hogehoge.jp"> 

href=”https://hogehoge.jp”の部分は、正規のURL(正規化)に置き換えて使用してください。

まとめ:とりあえずURLの正規化がされているか確認しよう

URLの正規化は、ウェブサイトのSEOにおいて重要な要素です。

正規化を行うことで、検索エンジンの理解を促進し、ウェブサイトの検索エンジンランキングを向上させることができます。

基本的な対処方法は紹介しましたが、まずは、あなたのWEBサイトは正規化されているかどうか?を確認しましょう。

きちんと正規化されていれば問題ないですし、もし、されていなければ、早急に対応することを検討してください。

 

なお、対応する際は、いつもお願いしている制作会社ではないところにお願いすることをオススメします。

理由は、URLの正規化という基本的なことを疎かにしている業者なら、他にも、”やるべきことをやってない”可能性があるので、変えたほうがいいからです。

 

URLの正規化はSEO対策の基本です。

あなたのWEBサイトを必要としている人に見つけてもらいやすくするためにも、URLの正規化、最適化をしっかりと行いましょう。

今回は以上です。役に立ったと思った方は是非、シェアをお願いします。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

エジカルでは、ウェブサイトの運営・活用をサポートしています。ご質問やご相談がありましたら、お気軽にコメント欄やお問合わせフォームからご連絡ください。

 この記事の編集者 

エジカル伊藤

イトウ・ノブアキ

更始舎(こうししゃ)
デジタルマーケティング講師

複数のサイトを運営しながらSEOやデジタルマーケティングのノウハウをあれこれ実践しています。EDGCALでは制作会社に管理されずに、”ネットで集客する”・”ネットで販売する”・”ネットでファンを増やす”という3要素を満たすホームページ作りをサポートしています。

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