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エレベーターピッチをホームページに活用しよう

エレベーターピッチは、短い時間内で自己紹介やビジネスアイデアを効果的に伝えるための手法です。

主に営業マンが対面でのプレゼンの際に利用するケースが多いですが、実はホームページでも利用できます。いや、むしろ、利用しないともったいないです。

今回は、エレベーターピッチをホームページ(HP)に活用する方法について紹介します。

目次

エレベーターピッチとは何か?

そもそも、エレベーターピッチとは何か?というと、短時間で自分や自分のビジネスのアイデアを相手に魅力的に伝えるための手法のことです。

相手の関心を引きつけ、興味を持ってもらうためには、短い時間で的確かつ魅力的に自己紹介し、アイデアの核心を伝える必要があります。

 

エレベーターピッチが活躍する場

もともと、エレベーターピッチはエレベーターの中で行われる短いプレゼンテーションのために、開発?されたセールストークという説もあります。

TVドラマでも、いつも相手にしてもらえない経営者に、「エレベーターで移動する間だけなら話を聞いてもいい」と言われ、そこで社名をかけた短時間のプレゼンを行い、興味を持たれ、大きな契約になる・・・ってやつがエレベーターピッチです。

エレベーターピッチはエレベーターの中意外でも、さまざまな場面で活躍します。

例えば、起業家が投資家に資金を募るためにピッチを行う場面や、ビジネスプロフェッショナルがネットワーキングイベントで自己紹介をする場面などです。

また、ビジネスプレゼンテーションや面接においても、エレベーターピッチの技術は非常に役立ちます。

個人的には、飛び込み営業をするなら、是非ともエレベーターピッチを用意してほしいところです。飛び込み営業反対派ですけど…。

 

エレベーターピッチを作る3つのメリット

エレベーターピッチを作成することには以下の3つのメリットがあります。

アイデアを簡潔に伝える

エレベーターピッチは短時間で行われるため、自分や自分のビジネスのアイデアを簡潔に伝えることが求められます。このプロセスを通じて、アイデアをシンプルに整理し、核心を捉える能力を身につけることができます。

相手の関心を引きつける

エレベーターピッチは、相手の関心を引きつけることが重要です。興味を持ってもらうためには、魅力的な導入文やフックを使い、相手にとって価値のある解決策を提案する必要があります。

ビジネスチャンスを生み出す

エレベーターピッチが成功すれば、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。相手の興味を引きつけ、印象に残るピッチを行うことで、投資家やビジネスパートナーなどとの連携の機会を得ることができます。

エレベーターピッチの基本構成要素

エレベーターピッチを効果的に作成するためには、以下の基本構成要素を抑える必要があります。

自己紹介

まず最初に、自己紹介を用意します。

どんなに素晴らしいセールストークを構成しても、それを”どこ”の”誰が”販売するのかわかってもらえなければ意味がないですからね。

また、相手に自分の名前と関連する情報を伝えることで、信頼性を高めるという効果もあります。

問題を提起する

次に、解決すべき問題を提起します。

何も問題を感じなければ、商品やサービスを購入する必要がないからです。ポイントは相手の共感を呼び起こし、問題の重要性を認識させることです。

解決策を提案する

問題提起の後は、自分のアイデアや提案する解決策を明確に伝えます。

相手にとって有益であり、解決策として妥当性があることを示す必要があります。

ベネフィットを説明する

提案する解決策のベネフィットを説明します。

解決策により相手が得られるメリットや利益を伝えることで、関心を持ってもらいやすくなります。

エレベーターピッチ作成のポイント「GTC」とは?

エレベーターピッチを作成する際には、「GTC」というポイントを念頭に置くことが有効です。

G=Goal(自分が望む結果)

まず、自分が望む結果を明確に定義しましょう。どのような目標を達成したいのかを明確にすることで、ピッチの方向性を確保できます。

T=Target(相手が望む結果)

次に、相手が望む結果を理解しましょう。相手のニーズや関心事を把握することで、ピッチを相手に適切にアピールできます。

C=Connect(相手と自分を結びつけるもの)

最後に、相手と自分を結びつける要素を見つけましょう。共通の関心事や目標、価値観などを見つけることで、相手との共感を生み出しやすくなります。

エレベーターピッチ成功の秘訣

エレベーターピッチの成功には以下の2つの要素が重要です。

フックを用意する

エレベーターピッチの冒頭には、相手の関心を引きつけるフックが必要です。

興味を持ってもらうために、興味深い事実や驚きの要素、またはストーリーを使いましょう。

実はこれ、かなり苦戦します。ですがGTCで紹介した、ターゲットが明確になっていれば、ある程度の方向性が見えてきます。

ですから、フック作りに苦戦しているなら、もう一度、ターゲットについて情報を整理したり収集したりすることがポイントです。

クロージング

エレベーターピッチの終わりには、相手との次のステップを示すクロージングが必要です。

具体的なアクションや連絡先の交換など、次の段階に進むための道筋を示すことが重要です。

一般的には、ここはGTCのGoalを持っくればOKです。

エレベーターピッチをHPで活用するメリット

ようやく本題です(苦笑)

エレベーターピッチをホームページに取り入れることには、以下のようなメリットがあります。

訪問者の関心を引きつける

エレベーターピッチは短い時間内に自己紹介やビジネスアイデアを伝えるため、訪問者の関心を引きつけやすくなります。

簡潔かつ魅力的な言葉を使い、訪問者にとって価値のある情報を提供しましょう。

ブランディングを強化する

エレベーターピッチをHPに取り入れることで、自社のブランドやビジョンを効果的に伝えることができます。

訪問者は、エレベーターピッチを通じて企業の特徴や強みを把握しやすくなります。

表現力を高める

エレベーターピッチは短い文で要点を伝えるため、表現力を高める効果があります。訪問者にとって分かりやすく魅力的な情報を提供することで、関心を持ってもらいやすくなります。

エレベーターピッチをHPで活用する方法

エレベーターピッチは、短い時間内で自己紹介やビジネスアイデアを効果的に伝えるための手法ですが、そのままHPに貼り付ければいいというものではありません。

ここではエレベーターピッチをHPで活用するためのポイントをいくつか紹介します。

キャッチーな言葉や問いかけを使用する

エレベーターピッチの効果を高めるために、キャッチーな言葉や問いかけを使用しましょう。

エレベーターピッチをそのまま使っても、フックとなる言葉が入っているので、問題ないと思うかもしれません。しかし、WEBサイトはテキストを読んでもらう必要があるため、あえて、訪問者の注意を引くことができるような魅力的な表現で、見出しをつけることがとても重要です。

短く要点をまとめる

エレベーターピッチは、短い時間内に要点を伝えるために効果的ですが、それをテキストに文字起こしすると、結構な長文になるケースも多いです。

ですから、さらに訪問者の関心を引きつけるために、短く簡潔に要点をまとめることもポイントです。

長文や冗長な表現は避け、分かりやすく伝わるように工夫しましょう。

強調する要素を活用する

エレベーターピッチの中で特に重要な要素や特長を強調しましょう。

太字や斜体、引用符などの強調効果を活用することで、訪問者に重要な情報を目立たせることができます。

ビジュアル要素を取り入れる

エレベーターピッチにはビジュアル要素を活用することもおすすめです。

写真やイラスト、グラフなどを使用することで、訪問者の目を引きつけることができます。

ただし、ビジュアル要素はエレベーターピッチの内容と合わせることがポイントです。

クローズアクションを設定する

エレベーターピッチの最後には、訪問者に具体的な行動を促すクローズアクションを設定しましょう。

例えば、お問い合わせフォームへの誘導やメールマガジンの登録案内など、次のステップに進むためのアクションを示すことが重要です。

ページ上部にエレベーターピッチを配置する

HPのトップページやランディングページの目立つ場所にエレベーターピッチを配置しましょう。

訪問者が最初に目にする部分に配置することで、興味を引きつける効果があります。

見出しや短い文で要点をまとめ、訪問者に興味を持ってもらえるような内容を作成しましょう。

エレベーターピッチをHPに活用する方法まとめ

エレベーターピッチをHPに取り入れることで、訪問者に対して効果的に自己紹介やビジネスアイデアを伝えることができます。

気付いた方もいるかもしれませんが、エレベーターピッチを作るためのポイントであるGTC(Goal:Terget:Connect)ってホームページを作成する際の要素だったりします。

ですから、せっかくエレベーターピッチを作ったのであれば、それをホームページに活用しないのはとてももったいないです。

エレベーターピッチをHPで活用する際には、キャッチーな見出しや短い文で要点をまとめること、強調する要素やビジュアル要素の活用、クローズアクションの設定などが重要なポイントです。エレベーターピッチを活用して、ホームページの魅力を最大限に引き出しましょう。

今回は以上です。役に立ったと思った方は是非、シェアをお願いします。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

エジカルでは、ウェブサイトの運営・活用をサポートしています。ご質問やご相談がありましたら、お気軽にコメント欄やお問合わせフォームからご連絡ください。

 この記事の編集者 

エジカル伊藤

イトウ・ノブアキ

更始舎(こうししゃ)
デジタルマーケティング講師

複数のサイトを運営しながらSEOやデジタルマーケティングのノウハウをあれこれ実践しています。EDGCALでは制作会社に管理されずに、”ネットで集客する”・”ネットで販売する”・”ネットでファンを増やす”という3要素を満たすホームページ作りをサポートしています。

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