見込み客に信頼されるホームページには、共通してある要素(コンテンツ)をもっています。
実際、ウェブサイトに訪れた見込み客が、信頼を感じるかどうか?は、様々な要素によって左右されますが、最低限「コレとコレ」というような要素は共通しているので、今回は、信頼されるホームページの要素を紹介します。
目次
見込み客が好むホームページのデザインですか?
ウェブサイトのデザインは、最初の印象を左右する重要な要素です。
もし、「どうせ作るならこだわったデザインにしたい!」と思っているなら、それは危険な考え方です。
なぜなら、大事なのは”こだわったデザイン”ではなく、”見込み客にとってわかりやすく魅力的なデザインであること”だからです。
使いやすいナビゲーション、適切な色使い、読みやすいフォントなど、ユーザーが快適にウェブサイトを利用できるようなデザインを心掛けましょう。
例:信頼される美容クリニックのWEBサイト
例えば、ある美容クリニックのウェブサイトを考えてみましょう。
この美容クリニックは、美容整形手術や美容皮膚科の施術を提供しています。さて、この場合の見込み客が好むウェブサイトのデザインについて考えてみましょう。
トップページ
まず、ウェブサイトのトップページは、美しさや美容に関連するイメージを使った魅力的なビジュアルで構成されているべきです。
例えば、美しい笑顔や美しい肌の写真などを使うことで、お客様に美への憧れや期待を抱かせることができます。
ナビゲーション
また、ナビゲーションメニューはシンプルで分かりやすく配置されていることが重要です。
とくに美容クリニックの場合、施術内容や料金、院内紹介などの情報に簡単にアクセスできるようにすると見込み客にとって親切な設計になります。
ユーザー(特に見込み客)が必要な情報をスムーズに見つけられるように、ナビゲーションメニューを使いやすくデザインすることがポイントです。
CTA(コールトゥアクション)
さらに、予約や相談のためのコンタクトフォームや電話番号が目立つ場所に配置されていることも重要です。
また、美容クリニックを訪れるお客様は、具体的な施術や料金についての疑問や相談を持つことも多いと考えられます。
ですから、ウェブサイト上で簡単に連絡が取れる仕組みを提供することで、お客様の不安や疑問に対応できるようになり、見込に客の信頼を獲得しやすくなります。
お客様の声
さらに、実際の施術の前後写真やお客様の体験談を掲載することで、施術の効果や満足度を示すことができます。
お客様の声や実績を見ることで、他のお客様も安心感を得ることができます。
以上の例を通じて分かるように、見込み客向けのホームページのデザインは、業界やお客様がイメージしやすいデザインにし、お客様のニーズに応えるコンテンツをもっていることが重要であり、それが信頼を獲得することにつながります。
会社概要やプライバシーポリシーなどの情報が入っているか?
信頼されるホームページの会社概要ページには、会社の概要だけでなく、ビジョンやミッションなどの情報も含まれています。
また、プライバシーポリシーや利用規約など、個人情報の取り扱いに関する明確な情報も提供することもポイントです。
これらの情報は、ユーザーに対して透明性と信頼を伝える役割を果たすだけでなく、ビジョンやミッションを知ることで、共感や信頼感を生みやすくします。
会社概要
まず、会社概要はウェブサイトに掲載されるべき重要な情報です。
会社がどのような業界で活動しているのかという会社概要の情報だけではなく、どのようなビジョンやミッションを持っているのか?を伝え、好感(や共感)を持たれる会社概要ページにしましょう。
ちなみに、基本的な会社概要の情報は、設立年月日や所在地、事業内容などを詳細に記載することで、お客様に対して透明性と信頼を提供する役割を担っています。
プライバシーポリシー
また、プライバシーポリシーも重要な情報です。近年は個人情報の重要性が高まったことで、お客様は、自身の個人情報がどのように取り扱われるのか、セキュリティ対策がどのようになされているのかを知りたいと思います。
ウェブサイト上での個人情報の取り扱いについて、明確かつ具体的に記載することで、お客様に安心感と信頼を与えることができます。
なお、2022年よりアクセスすると”Cookieの取得の承認”を取るWEBサイトが増えました。コレをするだけでも、プライバシーポリシーや個人情報保護方針についてきちんと対処している会社と思われると同時に、信頼感も獲得できます。(知っている人限定になりますが…。)
ホームページに会社概要やプライバシーポリシーなどの情報を含めることは、お客様に対して透明性と信頼を提供する重要な要素となります。
これらの情報を詳細かつ明確に記載することで、お客様は安心して会社との関係を築くことができます。
プロフィールがしっかり明記されているか?
特に、個人起業家やサロンのウェブサイトには、運営会社や担当者のプロフィールが明記されていることが重要です。
プロフィールには、担当者の経歴や専門知識、実績などが含まれていると良いでしょう。これにより、ユーザーは信頼性の高い専門家や組織に接していると感じることができます。
以下では、プロフィールがしっかり明記されているかどうかについて具体的な事例を交えながら説明し、さらにエレベーターピッチ風のプロフィールの書き方をご紹介します。
専門分野やスキルを明確にする
まず、プロフィールには、会社や個人の専門分野やスキルが明確に示されていることが重要です。
具体的な業界や領域における専門性をアピールすることで、お客様は信頼性を感じることができます。
たとえば、ウェブデザイン会社のプロフィールでは、ウェブデザインに関する豊富な経験や技術力、実績を明記することが重要です。
経歴や実績
また、プロフィールには経歴や実績も含めることが効果的です。過去の仕事やプロジェクトの経験、成果を具体的に示すことで、お客様は信頼性や専門性を判断する材料となります。
例えば、起業家のプロフィールでは、過去の起業経験や成功したプロジェクト、受賞歴などを明記することで、お客様に対して実績と信頼をアピールすることができます。
エレベーターピッチでプロフィールを作成しよう
エレベーターピッチは、短時間で相手に自己紹介を行う際に使われる手法です。ウェブサイトのプロフィールでも、エレベーターピッチのような要素を取り入れることが効果的です。
以下に、一般的なエレベーターピッチ風のプロフィールの書き方の例を示します。
「私たちはウェブデザインの専門家集団です。10年以上の経験を持ち、クリエイティブなデザインと使いやすいユーザーインターフェースを提供しています。豊富な実績を誇り、多くの企業のウェブサイトの成功に貢献してきました。お客様のビジネスに合わせたカスタムデザインを提供し、目を引くウェブサイトを実現します。私たちの情熱と専門知識で、お客様のオンラインプレゼンスを強化しましょう。」
このようなエレベーターピッチ風のプロフィールでは、専門性や実績、提供する価値を簡潔に伝えることができます。
読者は短い時間であなたや会社の魅力を把握することができるため、興味を引くことができます。
以上のように、プロフィールはウェブサイトにおいて重要な情報の一つです。具体的な専門性や実績を明確に示し、エレベーターピッチの要素を取り入れることで、お客様に対して信頼性と興味を持ってもらうことができます。
業務の実績や事例などの情報があるか?
ホームページには、過去の実績や成功事例などの情報を掲載することで、信頼性を高めることができます。
実績の紹介や事例の具体的な内容を伝えることによって、ユーザーは自社や商品・サービスに対して信頼を抱くことができます。
具体的な事例や実績を公開する
具体的な事例や実績の情報は、成功したプロジェクトや取り組みに関する詳細を提供することが求められます。
例えば、ウェブデザイン会社の場合、デザインしたウェブサイトのURLやスクリーンショット、お客様の要件や目標、実際の成果などを明示することが重要です。
これにより、お客様は実際の成果やデザインの品質を確認することができ、信頼を感じることができます。
専門性を示す実績を公開する
また、業務の実績や事例の情報は、業界や領域における専門性を示す効果もあります。
お客様は、自身のニーズや要件に適したプロフェッショナルなパートナーを探しています。ウェブサイト上で具体的な事例や実績を示すことで、お客様は会社や個人の専門性や実績を評価する材料を得ることができます。
お客様のニーズに沿った事例を公開する
さらに、業務の実績や事例の情報は、お客様の課題やニーズに対する解決策を提供する役割も果たします。
お客様は、他の類似の課題やニーズに直面している可能性があります。ウェブサイト上で実績や事例を通じて、お客様に対して自身の経験や知識をアピールし、解決策を提案することができます。
以上のように、業務の実績や事例の情報はウェブサイトにおいて重要な要素です。
具体的なプロジェクトや取り組みの詳細、成功した成果、専門性を明確に示すことで、お客様に対して信頼性と解決策を提供することができます。
お客様の声や推薦者の声など、信頼を与える情報があるか?
お客様の声や推薦者の声をホームページに掲載することは、信頼性を高める効果的な手段です。
実際の利用者やクライアントのコメントや評価を公開することで、他の人々に対して信頼を与えることができます。
また、ソーシャルメディアのフォロワーや影響力のある人物からの推薦の声も、信頼性を向上させる要素となります。
具体的な成果を伝える
まず、お客様の声を掲載する際には、具体的な内容や感想を伝えることが重要です。
単純なコメントではなく、実際の利用経験や成果に関する具体的な情報を提供することで、読者は信頼性の高い情報を得ることができます。
たとえば、「このサービスを利用して、売上が10%増加しました」といった具体的な成果を伝えることが有効です。
信頼性のある推薦者の声を集める
推薦者の声を掲載する際には、その人物の信頼性や専門性が重要です。
業界の専門家や有名人、信頼できる組織などからの推薦は、読者に対して大きな信頼感を与えることができます。
推薦者の名前や所属、短いコメントなどを掲載することで、信頼を高める効果があります。
具体的な証拠を掲載する
さらに、信頼を与える情報を掲載する際には、具体的な証拠や証明を提供することも効果的です。
たとえば、お客様の声には、実名や写真、所属する会社名などを記載することで、信頼性を高めることができます。
また、推薦者の声には、公的な賞や認定、実績などを示すことで、信頼をアピールすることができます。
以上のように、お客様の声や推薦者の声をウェブサイトに掲載することは、信頼を与えるための効果的な手段です。
具体的な内容や感想、推薦者の信頼性、証拠や証明などを通じて、読者に対して信頼性と満足度を伝えることができます。
メディア掲載書籍、講演などの実績があるか?
ホームページには、メディアでの掲載や書籍の出版、講演などの実績を示すことも重要です。
これらの実績は、専門性や信頼性を高める要素となります。過去のメディア露出や専門的な活動によって築かれた信用は、ウェブサイトの訪問者にとって重要な判断材料となります。
メディア出演の実績
まず、メディア掲載書籍や講演の実績を掲載することで、自身や会社の専門性や知名度を示すことができます。
お客様は、他の専門家や有名人との関係性や協力関係を知ることで、あなたや会社の信頼性を高めることができます。
具体的な方法としては、メディア掲載記事や書籍のタイトル、掲載媒体の名前、講演のイベント名や場所などを掲載することが有効です。
さらに、掲載された記事や書籍の要約やリンクを提供することで、興味を持った読者が詳細情報を確認することができます。
また、メディア掲載書籍や講演の実績を掲載することで、あなたや会社の専門知識や経験を証明することができます。
たとえば、業界の専門誌や新聞に掲載された記事や書籍は、あなたや会社の知見やアイデアが評価された証拠となります。講演の実績は、あなたがその領域での専門知識やリーダーシップを持っていることを示すものです。
また、メディア掲載書籍や講演の実績は、読者に対して追加の価値を提供することもできます。
例えば、掲載記事や書籍から得られる知識やアイデア、講演の内容や提案などは、読者にとって役立つ情報となる可能性があります。このような追加の価値は、あなたや会社への信頼をさらに高める効果があります。
以上のように、メディア掲載書籍や講演の実績をウェブサイトに掲載することは、信頼性を高めるための効果的な手段です。具体的な実績や掲載内容、関連する情報を提供することで、読者に対して専門性や知名度をアピールすることができます。
信頼性をされるホームページのまとめ
以上が、ホームページを見た人が信頼を感じる要素です。
もしかしたら、”コピーライティングの技術で信頼させる方法”を期待された方もいるかもしれませんが、今回は、事実ベースで信頼を獲得する方法として、いくつかの要素を紹介しました。
これらの要素を意識してホームページを構築し、ユーザーに対して信頼性と満足感を提供していきましょう。